N 試合出場の心構えと「家庭での会話」 2007/07/26
〜申込時・申込前から「戦い」は始まっている〜
日頃は、友好道場主催大会への選手派遣協力に厚く御礼申し上げます。
極真空手創始者・大山倍達総裁がこの世を去って10年以上経ち、
「選手権大会」も様子や形態が激変した。
昔は、出場選手・進行・運営、その全てが道場生(直接の関係者)で、
「一般上級(茶・黒帯)の部」のみの開催だったが、最近の大会の中心(選手)は
「子供」、そして、申し込み者が選手本人ではない「保護者」になっている。
この妙な‘ズレ’に戸惑いを感じている。
選手本人が、「いつ」、「どこで」、「どんな大会」かを、また「大会名」すら
知らないことがある。
(‘知らない’というより‘理解’していないという方が的確かも)
少年部稽古時に、あえて‘考える時間’を与えず、反射的に(直感で)
その答え(気持ち)を聞くために、『素早く手を上げるように』と前置きして
質問をした。
Q,「来年の‘グラチャン’に出たい人、手を上げろっ」
瞬間的に手を上げた子,ゆっくり何か考えながら手を上げる子もいた。
後者に聞いた。
Q,「なんでゆっくり上げてるの??」
A,「ぅむ…、出れるか分からん…」
【反射】
外からの刺激によって生じた生体内の興奮が大脳まで伝わらず、脊髄などで折り返し、
意識と関わりなく直(ただ)ちに特定の応答が起こること。(大辞泉)
人間・動物が刺激に対して意識作用の関与なしに神経系を介して行う反応。
条件反射と無条件反射とがあるが普通は後者を指す。(大辞林)
【直感】
推理・考察などによらず、感覚的に物事を瞬時に感じとること。(大辞林)
上の質問をした数週間後、“グラチャンに出たい”に手を上げた子たちに、再度、質問した。
Q,「どうしたら‘グラチャン’に出れるか知ってるか?」
A,「なんかのぉ…?、大会でぇ…?、優勝したらぁ…??」(自信なさそうな口調)
(どの大会で、どうなったらグラチャンに出れるのかな…)
Q,「じゃぁ…,この前・2007年のグラチャンに京都支部から出場した子はダレ?」
A,「詩乃ちゃんとぉ…、○○君とぉ、○○君とぉ…」(これも自信なさげに)
※○○の中は出場していない子の名前が…
『グラチャンに出たい』,その大事な気持ちに‘水’を与え育てて下さい。
稽古以前に、「理解・認識」できる力を付けること,「家庭での会話」で理解させることが先決で近道では。
M 自主性を「身に付け」迷いをなくす 2006/09/24
小学3,4年生から「自主稽古」をさせている。
(各自がやりたいことをやりたいように行なう「自主トレ」の意味とは少し違う。)
出席ムラがなく、出席率が高ければ(1時間の)稽古の流れは自然と
体得しているはずである。
技術説明・指導,応用稽古は別としても、準備運動⇒基本⇒移動⇒
型⇒ミット稽古と一連の流れで進めていくことは、
「他からの指図・干渉・保護を受けなくても自分(たち)の力で
行動(稽古)が出来る」ように自主性を「身に付けていく」。
前に出ることが「向く、向かない」,「出来る、出来ない」ではなく、
「する」か、「しない」か、だけのことです。
また、“力”が無いから、「していく」ことで成長する。
入門前のことを思い起こしてみて下さい。
始めから‘(ご自身の)この子に空手が出来る’と思っておられましたか?
(入門を前提とした)見学・体験者は「この子(私)に出来ますか…??」と、
必ず尋ねてこられますし、また、せっかくのチャンスに、やってもいないのに、
「出来ないから辞めておきます」と、入門“しない”方もいます。
現在まで続けてこられている少年部ご父兄も、入門前に不安な思いや
考えを抱かれていたかもしれません。
しかし結局、“入門した”だけのことです。
色んなことを色んな角度から考え、難しく考え過ぎて、想像/想定
し過ぎると、思ってもいない他の新しい違った考えや感情が沸き
起こってきてしまいます。そうなってしまうともう、一歩前にも、
右にも左にも進めなくなってしまいます。
結果、そこで成長(前進)が止まり、成長出来るチャンスを失って
しまいます。
‘何か一つのこと’に対しては掘り下げて追求・探求・研究し、
理解を深めていくことは大切だと思いますが、“する”か“しない”かの
選択(二択・三択など)を多角的に考え過ぎると、する・しない以前に
迷って身動きがとれなくなります。
出席ムラがなく一定している小4と、出席率が高い小3の二人に、
「少年部クラス」を自主稽古させました。(9.21)
中級者(黄帯)以上の稽古代行を除いた自主稽古の場合、大体は準備
運動,基本稽古程度までに止どめ、先生は表に出ないようにしています。
準備運動⇒基本稽古までで交代しようとしていたら、「移動稽古も
やる。」と自分たちから申し出てきました。
また、『自分たちで最後までやってみる。』と明確な意志も伝えてきました。
その子たちには、@初めての自主稽古,A幼年も多く出席,B移動稽古も,
ということだったので、後方で見守りながら、補助程度に止どめていました。
基本稽古を終え、「移動稽古もやる」と言ってきた時には、
「何を(どんな内容を)すればいいですか?」などと、先生の指示を受けようと
することすらも一切なく、結局、移動稽古のあとにはミット稽古の指示も
行ない、小3(9級女子)・小4(7級女子)の二人だけで、1時間の
すべてを最後までやり遂げました。
『コレとコレとコレと…云々』など、指示・指図をされ、与えて
もらおうとすることもなく、自分たちだけで考えて動いていた。
「やる・やってみる」こととは、自力で考えて動くこと。
そうすることで自主性を身に付け、力を付けていきます。
そこには、「分からない・出来ない・無理」は存在しない。
L 『ある日の何げない “一瞬の会話” 』 2006.7.8
A 「きのうも、カラテ来たも〜ん!!」
B 「きのうは雨、降ったから休んだよっ」
とっさに A 「・・・えっ?! 雨、降ったらBは、カラテ休むの・・・??」
Aがとっさに返した(返せた)この言葉に、大変驚きました。
非常に短い会話の中に見た、それぞれのカラテに対する、「姿勢」と「思想」。
上の会話をどう感じるかは、それぞれの「姿勢」と「思想」で、
とらえ方や方向性までも違ってくる。
K 『選手稽古』 2006.4.7
今、「静岡県大会」(4.30)に向けて、“試合用稽古”をしている。
本来、極真カラテの組手試合は減量(体重別)することはないが、動きを良くするために
体重を落としている。(常日頃から体重に気を使っていれば減量しなくて良いことである。)
シーズンオフに不摂生で付いていた体重はMAX・約80kgはあった。(悲哀)
昨年12月頃から徐々に稽古(稽古と言うに及ばない「運動」)を始め、今現在76kg。
2月中旬(大会11週間前頃)からは、大会を特に意識し稽古している。
取り組んでいる主な運動は、ランニング,サンドバック,サーキット,ウエイト:週1,2回。
試合用稽古は、有酸素全身運動,筋持久力アップなど、通称:スタミナトレーニング,
サーキットトレーニングを中心に行なう。
他に、基礎練習(技術:技の受け返し)、組手、筋肉増量・筋力維持のウエイト,補強運動。
どれをとっても年間を通して行ない、大会3〜2ヶ月前からは、特に“量”を増やし、
体と心を追い込んでいく。
組手試合で一番大事な要素になる、「精神力」(心力)を鍛えるために。
‘殴り合い・蹴り合い’での「痛み」に対しての,また、息が上がった時にも、「我慢」,
「踏ん張れる」,「あきらめない」、心と体力を強化するために。
(痛くない様に筋肉を,息が上がらない様に心臓・心肺機能を鍛える。心臓は筋肉である。)
その“試合用稽古”で出来ていないことや、していないこと、また、耐えられていないことは、
‘緊張感’、‘恐怖感’がいっぱいの試合場の上では、まず出来得ない。(飽くまで主観)
私は、精神的に弱いため、「試合」が怖いので‘量をこなす稽古’をヤリ込んでおかないと
不安でたまらない。
20分走れたら30分,30分に慣れれば40分,更に50分走れるように。
30分叩いたら40分・・・,1時間叩き続けられる体力・気力を。
(「たった10分増やすことが、どれほどまでにしんどいことか。」)
量をこなし体を酷使し疲れさせ、クタクタになったことで不安を消し、自信に転化させて、
自信をつけていく。(つまり、クタクタになっていなければ不安いっぱいで自信が湧かない。)
私が所属していた、元,京都支部には一緒に稽古をしていた数々の、一流スター選手
(先輩・同輩・後輩)が居た。
ようやく、「なんで、あの先輩はあんなに強いんだろう。」,「どうしたら先輩のような
試合が出来るんだろう。」,「どうしたらアイツのように強くなれるんだろう。」と、
思いを巡らせながら今,日々、稽古している。
この近年、出場した時の試合前稽古よりも追い込み,稽古量は誰にも負けないように,
また更に昔よりも稽古量を増やす気でもいる。
今、現,京都支部(当道場)にも一流スター選手の“タマゴ”たちが、数多く育っている。
「みんな・・・、本当に強いよ。」
【試合出場歴】
西日本交流試合(高校生の部) 会場:神戸(4回出場)
京都府少年大会(高校生の部) 会場:京都市武道センター・地階補助競技場
全日本選抜・道場内部試合 会場:京都支部壬生道場
第1回・第3回京都大会 会場:京都市武道センター本館(2回出場)
※「第1回大会」には、無差別全日本チャンピオン桑島保浩,全日本ウエイト制チャンピオン三明広幸らも出場
無差別全日本大会(S63.11) 会場:両国国技館
全日本ウエイト制大会 会場:大阪府立体育会館(8回出場)
※第6・7・8・10・11・12・20・21回大会に出場(第12回大会のみ「有明コロシアム」で開催)
和歌山県大会(H2.11) 会場:和歌山市
近畿交流試合(H5.4) 会場:守口市民体育館
琵琶湖杯(H6.3) 会場:滋賀県栗東町
富山県大会(H7.9) 会場:富山県
夏の陣(H14.9) 会場:大阪中央体育館・地階柔道場
冬の陣(H16.12) 会場:大阪中央体育館・地階柔道場
春の陣(H17.4) 会場:名古屋市
静岡県大会(H18.4) 会場:静岡グランシップ
「○○県大会」(静岡県大会)には10年半振りに出場。「極真会館」入門から丸22年,通算25試合目の出場。
試合デビューは、2回目の昇級審査受審後,五級昇級後。(高校生の部・16歳当時)
「第23回全日本ウエイト制大会」(2006.6.30〜7.1)出場予定。(26試合目)
J 『小学校から中学校へ』 2006.3.28
小学4年生の秋に入門し、2年半もの間,道場に通っていた子が、今からちょうど
2年前の春、中学入学を迎えました。
中学校では部活動をするのが通例になっています。
その子は、中学入学当初も部活動をしながら道場にも足を運んでいました。
しかし、「部活&空手」を両立するのは難しかったようで、入学後の6月頃には、
やむなく道場を退会されました。
当時、小学校から中学に上がっても道場に通ってくれた子は当道場では初めて
だったので、私自身もその子に対して空手を続けられるような‘アドバイス’を
してあげられませんでした。
その翌年(昨年春)、今度は彩乃(現道場在籍,新中学2年)が同じく中学校に
上がる時期を迎えました。
この子の場合は幸い、妹弟(3人)も道場に来ていたので空手に対する気持ちが
途切れることなく、今日まで続けてこれています。
入学当初、「部活と空手を両方するのはしんどいだろうけど、週に1回でいいから
道場に来るようにしてみて下さい。」と、私から伝えました。
ご家族も同じように考えられていたようで、また、本人自身も「みんな(仲間)が
いるから辞めたくない。」と言っていたそうです。
この1年間、部活のシーズン中や試験前には‘週1’の道場通いが無理な時も
あったようですが、空手の試合に4回,出場されています。
(5月「不死鳥杯」・7月「北信越」・10月「京都新人」・3月「関西交流」)
1年に4回の試合出場というと、他のことをせずに空手だけに専念している人でも、
平均、または、それ以上の試合数だと思います。
中学生というと男子でさえ道場在籍率が低く、試合に出る人は極々少数になり、
中学生女子は更に少なく、試合に出る女の子は皆無に近いのが現状です。
(部活動に限らず、肉体的にも難しいのかもしれませんが。)
そんな中でも、「目標」を見つけ出し、モチベーション(やる気)を保ち、稽古を続けて
いることが、「あきらめない心」を育てていることと思います。
〔少年部クラス(詩乃竜也将也)と合同クラス(彩乃)の2往復の送り迎え,ご家族の
協力には、大変感謝いたします。(すごく近いと言える距離ではない。)〕
今現在、当道場には4月から中学に上がる人が数人います。
今は、中学生になっても空手を続ける気持ちを持ってくれていますが、学校生活が
始まってみないとコレばっかりは、やはり分からないことです。
部活動の方に比重を重くせざるを得ないかもしれませんが、是非とも、
週1,週2と空手にも「目標・目的」、更には「意志」を持って頑張ってくれるよう
期待し、願っています。
I 『変 化』 2006.3.27
三重県新人戦・あすなろ杯は極真三重橋本道場主催の毎年・春の恒例の大会。
京都支部から今回は8名がエントリーしました。「京都新人交流」「関西交流」の地元以外の試合への
初挑戦が申込み8名中、半数の4名も居てました。(申込規定:優勝経験者出場不可)
特に今回、驚いたのは麗華の「気合い」「気迫・覇気」。
小柄な体格なので、どうしても相手との体力の差があり押されてしまって、いつも思うように
試合を組み立てられなかった。
しかし今回は違った。
主審の「構えて、はじめっ!!」の声とともに、今まで出したことのない(聞いたことの)凄まじい気合いで
相手に向かって行く。
決して弱い相手ではなかった。本戦引き分け。延長戦1分も本戦同様に果敢にあきらめず攻め続ける。
そしてあずき袋投入(終了の合図),試合開始線で大きな十字を切り不動立ち,ここで更に大きな気合い!!!(周囲から少し歓声)
大げさな表現にも思えますが、今までの麗華からは全く想像できない驚くほどの気合いを出していました。
入門から2年と3ヶ月、本物の気合いがやっと出ました。
「あの子の入門当初の印象と言えば、『風が吹いたら転んでしまう・飛ばされてしまうような子』」だったんです。」
今大会で優勝した○○さんのお話し。(お名前は伏せます)
それぐらい、きゃしゃな体つきで(今も細い)、その子の親も相当、心配されていたようです。
「空手をやっていって試合に出て,まぁ、一生に一度、一回戦に勝てればいいでしょう(笑)」
そんな冗談も入門当初、言ってたそうです。(冗談も言える信頼関係(先生⇔親)があったのでしょう)
今までも、3位入賞が2回あっただけで、今回の決勝戦の相手とはかなりの身長差,体格・体重差がありました。
しかし、本戦1分半⇒延長1分⇒再延長1分と最後まであきらめずに戦い、有効体重差での判定勝ち:優勝を果たされました。
強さに裏づけされる稽古出席をしていたことは言うまでもない。
(この子は)「体が細い・小さいからダメだ」「これ以上やっても無駄だ」「コイツには出来ないからしょうがない」、と、
もしも途中で辞めさせていれば(続けていなければ)、可能性を閉ざしていたことでしょう。
やれば出来る、可能性にフタを閉めてしまわない。
コラムH 『壁』 2006.3.25
入門から数年、稽古を続けてきて「壁」にぶつかったことはありますか。
週2,3回以上の出席で、約3年以上道場に通い続けていれば、「壁」に
ぶつかっている・ぶつかるかもしれません。
※入門から短期間・少ない稽古出席で‘やる気’を失ってしまうのは、
「壁」とは少し言いにくいでしょう。
どんなに優秀な競技選手でも「目標・目的」がなければ練習する意味がなく、
競技(練習)を続けていくことは出来ないでしょう。
空手の場合も同じように、「空手を続ける(道場に通う)意味」を持つ・
見つけ出すことです。
規則的・コンスタントに通うことが出来ている人は、(嫌な稽古にも耐えられる)
意味・目的・目標を持っているからです。
‘何となく疲れた’と思った時、稽古の意味・道場に通う意味を突き詰めて考え過ぎて、
道場に行くのがイヤになったことはありませんか。
基本・移動・型稽古に飽きたのなら、手足を動かす「運動」と思えばいいのです。
道場に通う目的は、技を覚える・教わる,体を動かす(運動する),飛び跳ねる,
汗を流す,仲間に会う,ともに稽古し仲間と共感し合う,挑戦・・・など、
「強くなるため」以外に、どれ一つ取っても十分に「目的」になり得ます。
空手の‘稽古’そのものが出来る,「極真カラテ」を通じての仲間たちと関わっている,
それが喜びの一つになるかもしれません。
私は、入門から丸5年が過ぎた二十歳の頃、〔憧れの(第20回)全日本選手権大会出場後,
第6回全日本ウエイト制大会前〕、道場に行くのが嫌でイヤで、仕方のない時期がありました。
当時、稽古の開始前には道場に行くものの、道場に入るのがイヤで道場から少し離れた場所に
車を駐車し、みんなの活気ある気合いが聞こえてくるのを何となく聞きながら、稽古が終わるまで
車の中でぼんやりと時間をつぶし、師範が道場を後にするのを見届けてから道場の中に入っていく,
そんなこともありました。
(師範と顔を合わすのが嫌だった訳ではない。「壁」と言うより‘うつ’だったのかも)
そして、道場内では、なんの稽古(自主トレ)をするわけでもなく、柔軟体操だけや、
空手雑誌を読むだけ,試合のビデオを見て帯研仲間と談笑,シャドーのマネごと,
仲間とメシに行く,それだけで道場に通っていた時期(数ヶ月間)もありました。
※この頃、これが目的だったのかもしれません。(黒帯はそういうことも可能でした。)
また、先輩には、「カラ元気でもイイからヤルしかないんや〜」などと叱咤もしてもらいました。
(「第6回全日本ウエイト制大会」は絶不調で出場)
もし、「壁」にぶつかったら「目的」を見つけ出し、「壁」を乗り越えて下さい。
その先にきっと、何かが見つかることを期待します。
コラムG 『可能性』 2006.3.24
稽古しているのをご覧(ご見学)になられていてどんな風に感じていますか。
「もっと力が入らないのかなぁ」「声が出せないのかなぁ」「早く、強く・
上手くなって欲しい」・・・ そんな風に感じている方もおられるでしょう。
しかし、どんなことにおいても、技術(体力・精神力)を修得・体得することは、
誰でも(大人でも)時間が掛かり、大変むずかしいことです。
どんな理想像を描いていますか。
基本稽古で、何も的(標的)が無い所を突いたり蹴ったりすることは、楽しくもなく、
苦痛かもしれません。
また、頭で考えているほど(想像するほど)簡単で、短期間で上手くはなれません。
※約3年〜必要(稽古回数・年令・個人差もある)
‘出来ないからやらない’‘変わらないからこれ以上やっていてもしょうがない’で
辞めてしまっては、可能性を閉ざしてしまうかもしれません。
「道場に行きたい・行きたくない」と、いずれの場合にしても可能性をつぶさず、
大事にして欲しいと思います。
道場に行きたくなる,空手が楽しくなることは、少しの小さな目標を持つことが必要です。
腕立て伏せが3回出来ていたのを5回出来るようにがんばろう、更に8回出来るようになれば、
それだけでも進歩・成長です。
「あの‘型’を覚えよう」,「覚えた型を間違えずに5回やってみよう」と、
あきらめずに取り組むことが大切です。
また、「やる気」を起こす・持続させるための“動機づけ”や,短期・中期的な
“目標設定”のためには、昇級審査を受審することも一つの方法です。
※白帯からオレンジ帯ぐらいまでの場合(青帯以上は別途)
大人子供・年令・性別に関係なく、全てに共通していることです。
※黄帯以上は特に中身が重要。高学年・経験年数・稽古態度・出席率・
技術・理解力・積極性・指導力・(実績)など、総合力
あせらず、目先のこと(強さ・派手さ)にとらわれずに取り組んで、
長い目で空手を続けていってもらいたいと思います。
週1回未満の稽古出席は、子供・親とも(又はどちらかが)、空手への
興味や気持ちを失ってしまう場合があります。
親子とも、道場から足が遠のいてしまわないようにすることは、
「可能性」を閉ざしてしまわないための唯一の方法です。
(最低週1回,出来ることなら週2〜)
2005.11.7
提 起
先日、3人姉弟が退会されてしまいました。
「届け出」の際にお家の方が言われたことは、『「3人とも(子供が)辞めたい」と言って
いるので』。
・・・その理由は尋ねていません。
「届け出」をされるほんの少し前、道場に来る途中で子供さんが事故に遇ったそう。
「道場に向かった,(大事な)子供が事故に遇った,辞めたくなった(辞めさせよう)。」
入門から2年と少しは経っていたはず。
「道場」に来ていた目的は何だったのか。何を稽古して,何を学んでくれていたのか、
何を教えることが出来ていたのか。
お家の方は、「道場」に行く・(子供が)行っている目的を認識・理解していたのか,
してもらえていたのか…。
注意すれば事故は防げていたのかも,防いで欲しかった,他に辞めたい原因があったのか…??
辞めた子供達3人が・道場の仲間達がかわいそうで,力及ばず、くやしくてならない。
コラムE 2005.11.7
理 解
日頃は、少年部送迎、及び稽古出席に際しましてご父兄のご苦労には、深く感謝
申し上げます。
「コラム」については、飽くまで(どこまでも)、自身が長年、極真会館と関わってきた
経験・体験を通しての事柄ですので、現在の各人の環境/年齢/考え方などによっては、
すぐにご理解頂けない場合があります。
また、各「コラム」のとらえ方は、それぞれの解釈の違いにより、不快に感じられる
記述があるかもしれませんが、いずれにしましても成長・変わってもらうことを願っての
ことですので、充分ご理解頂けるようお願い致します。
道場方針/指導方針と方法、及び稽古内容,道場運営などについて、模索・相談もしながら
試行錯誤の上、取り組んでいますが充分に満足頂けない場合もあるかと思いますが、
何とぞご了承願います。
‘空手(稽古中の姿勢)を教える/経験を伝えていく’ことは、道場生側からすれば、
「道場から‘教えを請う(願う)’」、ことに対し“礼を尽くす”意味と理解し、
また、そういう姿勢を心掛けて頂けるようにお願いします。